【2022最新】長谷部誠の年俸推移!デビューから現在・全盛期まで紹介!

長谷部誠は2018年から海外で活躍し続け、日本代表のキャプテンも長く務めたサッカー選手です。この記事ではデビューした浦和レッズ時代から、今なお全盛期といえる年俸を更新し続けている長谷部誠の年俸の推移を順を追って紹介していきます。

長谷部誠の年俸はいくら!?

長谷部誠選手は2021年現在37歳。2008-2009シーズンから欧州4大リーグであるドイツ・ブンデスリーガで活躍を続けています。2014-2015シーズンから所属しているアイントラハト・フランクフルトでは2021-2022シーズンにキャプテンとなりました。リーグ2番目の高齢選手でありながら、「ピッチ内外で完璧なリーダー」と評価されています。

また2010年、2014年、2018年と日本代表のキャプテンを最も長く務め、歴代最長であり歴代最高のキャプテンといわれています、そんな長谷部誠の年俸はどう推移しているのでしょうか。長谷部誠のサッカー史とともに順を追って最新情報までみていきましょう。

長谷部誠の年俸推移【Jリーグ時代編】

2002年(浦和レッズ)370万円
2003年(浦和レッズ)400万円
2004年(浦和レッズ)1000万円
2005年(浦和レッズ)1500万円
2006年(浦和レッズ)2500万円
2007年(浦和レッズ)3600万円

上記がJリーグ時代の長谷部誠の年俸です。3歳でアニメ「キャプテン翼」に憧れてサッカーを始めた長谷部誠は、サッカーの名門校である藤枝東高校卒業後、浦和レッズに入団しました。ここからは、Jリーグ時代の長谷部誠を追っていきます。

浦和レッズでの活躍

長谷部誠のプロ1年目は1試合のみの出場でしたが、2年目からはトップ下、ボランチでのプレーで活躍、レギュラーの座を獲得しました。この頃から鈴木啓太とコンビを組むことが増え、2004年にはダブルボランチでチームを支え2ndステージ優勝等タイトル獲得に貢献。ナビスコカップ・ニューヒーロー賞受賞、Jリーグ・ベストイレブンにも選ばれました。

2006年にはクラブ初のJ1リーグ優勝。長谷部誠は浦和レッズの「黄金時代」といわれるこの時期を共に駆け抜け、大きく成長を遂げたことでプロ6年目にして年俸が10倍にまで跳ね上がりました。

長谷部誠の年俸推移【海外編】

2008-2009年(ヴォルフスブルク)8000万円
2009-2010年(ヴォルフスブルク)9000万円
2010-2011年(ヴォルフスブルク)1億円
2011-2012年(ヴォルフスブルク)1億2千万円
2012-2013年(ヴォルフスブルク)2億円
2013-2014年(ニュルンベルク)3億円
2014-2015年(フランクフルト)5億2千万円
2015-2016年(フランクフルト)5億4千万円
2016-2017年(フランクフルト)5億5千万円
2017-2018年(フランクフルト)5億8千万円
2018-2019年(フランクフルト)6億円
2019-2020年(フランクフルト)6億円
2020-2021年(フランクフルト)6億円
2021-2022年(フランクフルト)6億円

上記が長谷部誠の海外移籍した2008-2009シーズンから現在までの年俸の推移です。成長のために環境を変えたいという思いから、浦和レッズという国内トップのチームにいた長谷部は必然的に海外移籍を決めました。浦和レッズとの契約期間終了に伴い、移籍金は発生していません。

サッカー選手の市場価値はおおむね24-25歳まで上がり、28-29歳まで維持、それ以降下がるといわれています。しかし長谷部誠は37歳の現在まで、Jリーグ時代を含め一度も年俸が下がったことがないのですから驚きです。ここからは長谷部誠にとってどんな時期であったか、在籍チーム毎に最新情報まで見ていきましょう。

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ヴォルフスブルク

移籍後初の2007-2008シーズンは途中での加入にも関わらず16試合に出場しました。翌シーズンの2008-2009シーズンでは25試合に出場し、中盤センターまたは右サイドのレギュラーとしてチームに貢献。日本人としては奥寺康彦依頼31年ぶり、ヴォルフスブルクとしては初のリーグ優勝を果たしました。

2011-2012シーズンは23試合へ出場はしましたが、本職ではない右サイドバックでした。翌2012-2013シーズンはポジションに不満もあり移籍活動をしていたことで、当時のマガト監督から「干された」状態で前半戦8試合がベンチ外という状態に追いやられました。

マガト監督解任後公式戦への復帰はしますが、ボランチでの起用はされず、右サイドバックでの出場のままでした。そして2013-2014シーズンには中盤の中央のポジションを必要としているニュルンベルクへ移籍。希望と異なるポジションでプレーした時期でしたが年俸は下がるどころか上がっており、長谷部誠の評価の高さが伺えます。

ニュルンベルク

長谷部誠はボランチでのプレーを希望し、3年の契約でニュルンベルクへ移籍しました。移籍金は約3億円とドイツ紙が報道しています。移籍後の年俸は3億円で、長谷部誠への期待値といえます。長谷部誠はシーズン開幕から勝利がなかったニュルンベルク救済のため奮闘しましたが結果は残せず、ブンデスリーガ史上初の前半戦未勝利という結果に終わります。

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また長谷部誠は1月の合宿で怪我により離脱、翌月練習に合流するも再度同じ場所を痛め、帰国して手術となりました。5月の最終節で復帰は果たしますが、結局ニュルンベルクは2部へ降格、長谷部誠も深く悩んだ末移籍を決めました。移籍金は長谷部の契約がニュルンベルク1部の場合に有効だったため、発生しませんでした。

フランクフルト

2014年6月、アイントラハト・フランクフルトへ移籍。2014-2015シーズンはボランチとしてチーム最多、長谷部誠自身もブンデスリーガ移籍後最多の33試合に出場しました。2017年3月には奥寺康彦が持つブンデスリーガ日本人最多出場記録を更新、2020年6月にはアジア人歴代最多の309試合出場達成、現在も記録を延ばしています。

ポジションについては長谷部誠が望まない右サイドバックで起用されるなど苦しい時期もありましたが、ボランチ固定の復活、また近年ではリベロでの出場も増えています。2020-2021シーズンにはベンチで過ごす時期もありましたが先発に戻り、2022年6月までの契約を更新し今期は正式にキャプテンに就任しています。

長谷部誠のユーティリティ性、危機察知能力とカバーリング能力、豊富な経験、優れた人柄はドイツでも高く評価されており、現役引退後はクラブのアンバサダー就任が決定している他、フロントとしての獲得を希望するチームも複数あります。37歳の現在も活躍し続け、4シーズン連続最高年俸のまま推移している長谷部誠に、誇りを持たずにはいられません。

長谷部誠と他日本代表の年俸比較

ここからは長谷部誠と他の日本代表の年俸を比較していきます。長谷部誠と同世代の選手や、関りの深い選手、長谷部誠同様海外で活躍する選手について、Jリーグ在籍時と海外移籍時の最高年俸や最新情報をチェックしていきましょう。

鈴木啓太

鈴木啓太は2000年の入団から現役を引退した2016年まで浦和レッズ一筋のバンディエラ。長谷部誠がプロとして生きる術を学んだのは、鈴木啓太からでした。入団から長谷部誠とダブルボランチで活躍していた2007年までは、長谷部誠より鈴木啓太の方が年俸は高額でした。最高年俸は2011年~2014年の8500万円でした。現在は事業家として活躍しています。

大久保嘉人

2009年長谷部誠と同時期にヴォルフスブルクにいた大久保嘉人。ヴォルフスブルクのリーグ初優勝を一緒に経験しています。ヴォルフスブルクでの年俸は長谷部誠と同じ8000万円でした。最高年俸は2017年FC東京在籍時の1億2000万円、現在は39歳でセレッソ大阪に所属、J1歴代最多得点ランキングトップを保持しています。

川島永嗣

川島永嗣は長谷部誠の1歳年上で、現在38歳のGKです。Jリーグ時代の最高年俸は2009年、川崎フロンターレ在籍時で3500万円でした。翌年より海外移籍をし、スタンダール・リエージュ在籍時の2012-2013シーズンから2014-2015シーズンに最高年俸1億円となりました。

また現在在籍中のストラスブールでも2018-2019シーズン、2019-2020シーズンで同じく最高年俸1億円となりました。昨シーズン、今シーズンは9000万円と減少傾向ではありますが、一度下がった年俸が全盛期と同じ金額まで上がる選手はあまりいません。

香川真司

香川真司は現在32歳。2006年~2010年のセレッソ大阪時代は360万円からスタート、最高年俸7000万円でした。2010年より海外移籍、全盛期となる名門マンチェスターユナイテッドでは2013-2014シーズンに最高年俸は11億円までアップしました。

ドルトムント在籍中の2018-2019シーズンより戦力外通告を受けスペイン2部のサラゴザでプレーする等苦戦している様子でしたが、昨シーズンよりPAOKに移籍。怪我からの復活で今期の活躍を期待したいところです。

岡崎慎司

岡崎慎司は現在35歳、ヨーロッパで活躍を続けているストライカーです。清水エスパルスでの最高年俸は2009年の3500万円、海外移籍後の最高年俸はイングランドプレミアリーグ・レスターシティでの2015-2016シーズンから2019-2020シーズンまで4億5千万円です。

2019シーズンに年俸4億円でスペイン、セグンダ・ディビシオンのウエスカに入団しましたが、昨シーズンウエスカは2部降格。結果を受け岡崎慎司も退団しましたが、2021年6月現在はその後について明らかになっていません。

長谷部誠の年俸は日本人選手トップレベル

長谷部誠の年俸は、2018-2019シーズンに最高額となる6億から現在まで、下がることなくそのまま推移しています。これは長谷部誠が37歳にして今なお最盛期ということの表れといえます。引退後についても楽しみではありますが、「1試合1試合大事にしていきたい」と語る長谷部誠の今後をチェックして、応援していきましょう。

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サッカー解剖者・本田

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【サイト運営内容】 選手紹介(趣味) 【経験】 公立高校から一年浪人後、大学体育会サッカー部にて、全国2度経験。 サッカーが好きな方に、楽しんで頂く為にツイートしています。 是非、時間があればどうぞ!

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