ロシアワールドカップチケットのリセール方法は?

購入済のチケットをリセールに出す時にわかったルールを整理してみた

実際のリセール操作の手順に進む前に、今回リセールに出してみてわかった取扱い上のルールを列記していきますね。

基本的な内容はわかっていましたが、リセールに関する規則が書かれたページ( Ticket Transfer / Resale – FIFA.com )を読んだだけではわからない内容や微妙なニュアンスのことも多かったというのが実感でした(^^;

まぁ、相手は日本人ではないのでそもそsも書いてある通りになるかはわかりませんし、FIFAの仕事に日本のサービス水準を求めること自体が間違いですので、「ま、FIFAだもんな」「だって、ロシアだもんね」と、あまり気をもみ過ぎず肩の力を抜いて捉えるべきかと思います。

大会前に変に疲れちゃうのも損ですしね。

【 基本事項 】

● リセールに出したチケットは、処理されると最終販売の在庫に加わる。

● リセールで買われたチケットは、券面金額の10%を引いた額が購入時のクレジットカードに返金される。
(と言っても返金は結構遅くなるのではと予想します)

● リセールで買われなかったチケットの分は、当然返金されない。

【 突っ込んだ内容 】

● TST(チーム指定セット券)は1次販売のみだったものの印刷過程に入っておらずリセール操作が可能。個別試合チケットは、1次販売分・2次販売分ともに印刷過程に入っておりウェブでのリセール操作は不可っぽいです(4/22時点での情報を総合)

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● TSTの所有者がリセールに出す場合、全試合セットを売りに出すわけではなく、現時点ではグループステージと決勝の中から任意の試合・任意の人数分を売りに出すイメージ。

→1試合目を売って2・3試合目を残すことが可能に思えます。

→TST 4~7のラウンド16・準々決勝・準決勝については、対象試合が決まる時(グループ第3戦の試合後?)まではリセール操作できなそうな気配。
決勝は決まっているのでリセール可能。(売る人はほとんどいないでしょうが…。)

逆に言えば、ラウンド16以降の試合日程が決まった後にラウンド16を売って準々決勝は残す…ということも可能かも?

● 複数人分のチケットの場合、申込者の分をリセールに出して同行者の分を残すことは不可。同行者の分だけ、あるいは申込者を含め全員分をリセールに出すのは可能

● 購入時にクレジットカード決済を選んだ人はそのカードに返金される予定だが、それができなかった時&銀行送金で入金した人の分は購入者の銀行口座に送金される。
その時のためのSWIFT(スイフトコード)を必ず入力しないとリセールに出せない。

※ココは初めて知る内容で結構難しかったので、この記事の5章で後述しますね。

● リセールに出しても、残券状況にすぐに反映されるわけではない

→しばらく溜められて何かのタイミングで一斉に放流される模様。

● 意外と鍵を握るのは「チケット発送を止めてもらう」操作かも。

→発送作業に入っているチケットはリセールに出せない(システム上でリセール提出を制限するのか、リセール提出はスルーで処理を保留するのかは不明)

→発送されたチケットをリセールに出すには、実物を受け取り、個人の責任でイギリスのFWCTC(チケッティングセンター)の指定住所に送らないといけない

…といった具合です。

◆ 補足 ◆

実際に上記の内容で操作を完了することはできましたが、のちのち何らかのエラーが生じ「リセール不可」となり戻される可能性もないとは言えませんので、リセールが無事進んだら続報をお伝えしますね。

最終販売で買ったチケットはどっちみち現地発券なのでオンライン上でリセールできますが、販売段階1・2で購入したチケットのうち一部だけリセールで売りたい人にとっては、配送を止めるか否かはちょっと悩ましいところですね。

ただし、『配送を止める処理をしないとリセールに出してもずっと処理されないまま』というおそれもあるので、これは多少時間が経ってから実例を見ていくしかないかもしれません。

既に届いてしまったチケットをリセールに出したい人がやるべきこと

この記事はもともと4月19日時点の情報をもとに掲載したものなので、「まだ届いていないチケットをリセールに出す」という趣旨で書いておりました。

時が経ち、5月下旬頃から日本の住所にもチケットの実物が届き始めたようで、この記事あるいはツイッターでご質問が相次いだため、この項目では「既にチケットが届いたのだけれどそのチケットをリセールに出したい」という人むけに、やるべきことを追記してまいります。

※私は現地発券にするつもりであり、自分の住所にチケットが届くことはありませんので多分に推測を含んでおります。
その点はご了承いただければと思います。

やることは2つだけです。

1 チケットを以下の住所に送る

※返送の費用はチケット購入者の負担、返送チケットの未配送や紛失についてはチケット購入者の責任となります。
(FIFAからすると、おたくの意思なんだから俺らは責任持たないよ、ということですね)

FIFA World Cup Ticketing Centre
SEAMOS House
Brooks Drive
Cheadle Royal Business Park
Cheadle
Cheshire SK8 3SA
England

ロシア在住の人は、

FIFA World Cup Ticketing Centre
Zubovsky Boulevard 11a, 8th floor
119021 Moscow
Russian Federation

ただし、
試合の7日前までに上記の箇所に到着していなければなりません。

日本からイギリスに送るとなると5日前後かかりそうな気がするので、売りたいチケットの試合日によっては一刻も早く送った方が良いでしょう。
(実際にマンチェスターに送ると到着まで何日かかるのかまでは私にはわかりませんので、ご利用の配送業者にお問い合わせください。)

また、チケットとともに何を入れたら良いのかという点に関する記載は特に見つからなかったのですが、私だったら念のため、My Ticketのページを印刷し「この試合はResale、この試合はKeep」とペン書きし、それとFAN IDの表裏コピーを同封しますね。

要は事務所で仕事しているイギリスのおばちゃんにとって間違えづらいようにしてあげれば十分だと思います。
単なるフィーリングですが。

2 FIFAの事務所にチケットが到着しスタッフが取消処理をしたら公式サイトのリセールページでリセール申請が可能になるようなので、自分で申請する。

(詳しい手順は3章を参照)

FIFAのサイトを読む限り、マンチェスターの事務所はチケットの取消処理をするだけであって、それだけではリセールに提出したことにはならなそうです。
そのため、チケットを送って満足せずに 自力でリセール処理をしましょう。

チケットを返送に出して数日経ち「そろそろ着いたかなぁ」と思ったら定期的にご自身のリセールページでリセール申請が可能になったかどうかご確認なさった方が良いでしょう。

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(もしかしたら)
返送するのが遅くなって試合7日前までにマンチェスターに届けることができなそうな場合、ロシア国内のFIFA Venue Ticketing Centre Help Desk staffにチケットの実券を身分証明書とともに持参すればなんとかしてくれるかもしれません。

ただし、取消処理をその場でしてくれるのか、数日かかるから「もう遅いわよ」と言われるのかは現時点では全く予測できません。
ロシアには行くけど一部のチケットを取り消したい…という人はご参考までに。

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なお、この章の裏付けとなる細かいことはFIFAのサイトに書いておりますので、そちらをご覧ください。

Ticket Transfer / Resale – FIFA.com  の、
「(c) Only Over-the-Counter for Tickets that Have Been Printed:」や、
そのページの下部にリンクがあるリセール規約のPDF

私は上記の内容を和訳して丸写しすることしかできないので、ここで書いた内容に誤りがあるならばFIFAのサイトが誤記をしていることになります。

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読者様から情報をいただき、6月1日にEMSでイギリスへチケットを発送⇒
4日にイギリス到着⇒6日にFIFAのページにてリセール操作が可能に、というスケジュールで進行したそうです。

日本から送ると必ずこうなる、とは断言できませんが、直近の実例としてご参考にしていただければと思います。

3 【画像付き解説】購入済のチケットをリセールで売りに出す操作手順

それでは、既に購入しているチケットをリセールで売りに出す手順を画像付きでお伝えしてまいりますね!

私が実践してみたのは、販売段階1の先着販売で取ったデンマークのTST 6・カテゴリー3。

グループCの、①ペルー戦・②オーストラリア戦・③モスクワでのフランス戦、ここからはグループの順位次第ですが ④ラウンド16・⑤準々決勝・⑥準決勝 の6試合がセットになったシリーズです。

正直言ってシード国との試合と決勝トーナメント目当てで買ったので、ペルー戦とオーストラリア戦とラウンド16は不要だったのですが、実際に操作したら個別の試合を指定してリセールできる仕様だったので、ひとまず(結構人気が高い)ペルー戦をリセール操作してみました!

1 FIFAのワールドカップチケット公式販売サイトにアクセス、ログインし、「My Request」ページに進み、購入済チケットの上の「Ticket Resale」を選択

2 リセールの規約が表示されるので、内容を確認し、「I ACCEPT」にマークを付けて「Continue」を選択

3 リセールページに飛びます。全体像はこんな感じです。

一番上、「配送を止める」にチェックを入れて「Confirm」するかどうかは判断が分かれるところなので、一旦スルーします。

この欄はリセールの確定という意味ではなく、あくまでチケット配送の停止について効かれているだけです。

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最終販売で買ったチケットのみの人(は、この画面が出るかわかりませんが)と購入済全試合を売りたい人はチェックを入れて問題ないでしょう。

4 ページ下部の目立たない「SHOW MATCHES」を展開すると、確保できている試合が表示されます。
私のTST 6は試合が確定しているグループリーグの3試合しか表示されていません。

ここで、申込者を含め全員分を売りたければ「Submilt all for Resale」を、特定の同行者の分のみ売りたい場合はその人の横の「Submilt for Resale」を選択

5 たとえば同行者1人分を売りたい場合は、「Submilt for Resale」を押すとこんな感じになります。
Pending Confirmationという欄が現れるので、「Continue」を選択

6 確認画面が出るので、売りたい分の試合や枚数・名前・金額が合っているか確認し、「Confirm request」を選択

まだ確定ではないのでご安心を!

7 返金処理がうまくいかなかった時のためなのか、電話番号(国番号を入れましょう)と、指定したい銀行のIBAN(アイバン)またはSWIFT(スイフト)という国際コードみたいなやつを入力し、「Complete Process」を選択

これでリセール提出が完了となります!

銀行のコードについては、この後の5章にて別途。

8 リセール提出完了画面はコチラです!

「まだ返金されると決まったわけじゃないからね」と書いてあります。

9 上の画面の一番下、「Return to My tickets」を選択すると、チケットの一覧が若干変わっています。
買い手がついたらまた表示が切り替わっていることでしょう。

「やっぱ リセールやめとくわ!」という気持ちになったら、赤で囲んだ「Recover」を押すとリセール提出を取り消せます。

実際に私はこうしてリセールに出してみましたが、自動送信メールが届くわけでもなく、すぐに販売サイトに反映されるわけでもありませんでした。

処理に時間がかかっているのかもしれませんし、一定期間のリセール分を貯めてどこかのタイミングで一気に販売サイトに放流するという計画なのかもしれません。

⇒ 後日注:チケットの復活状況を見る限りでは、やはり一定期間リセールチケットを貯め込んで、一斉に販売に出している模様です。

5月末に確認したら、リセール申請に出した全試合分が、買い手が付いて「REFUND PENDING」(=払戻しまで待っててね)の表示に変わっていました。

(補足1)チケットの配送停止希望について

よくわからない内容だったのが、チケットの配送停止について。

リセールサイトの冒頭でチケットの配送は停止する?しない?と聞かれていますが、配送停止にしようと思って進むと、
「配送停止」に一度決めると「配送希望」に戻すことはできんぞ、それでもええんか?と脅してきます。

私の場合は、グループ3試合目のデンマークvsフランスは紙のチケットが欲しくなるかもしれないし、リセールするかもしれないしという不透明な状況。

となると、チケット配送を停止してリセールできる状態にすれば良さそうなのですが、フランス戦に行けるようになった場合、「配送停止にしたけどリセールしていないチケット」を(最終販売での購入分のように)チケットセンターで引換できるのかどこにも書かれていないので、まだためらっていました。

その一方で、配送停止にしなくてもリセールの処理をしてもらえるのか? という疑問も残っています。

「配送停止にしなければ、リセール希望を出しても処理してもらえない」という仕組みだったら配送停止にするしかありません。

このあたりがはっきりしないので、現時点ではヘタに動くのは自重しておこうと考えています。

4月末になってもリセールのステータスが変わらなかったら配送停止の操作をしようかなとも考えています(^^;

ステータスが変わらなかったので、4月末に配送停止の操作をしました!
だから良かったのか、それをしなくても同じだったのかは不明ですが、5月末の時点でグループリーグ3試合全てリセールが済んだ模様です。

5(補足2)日本の銀行のSWIFTコードについて

今回操作した中で、最も不慣れだったのが、画像付き解説部分における7番の項目、

返金処理がうまくいかなかった時のためなのか、指定したい銀行のIBAN(アイバン)またはSWIFT(スイフト)のコード番号を入力する箇所でした。

金融素人の私は調べないとわからなかったのですが、IBAN(イバンではなくアイバン)とSWIFTは送金先の銀行を指定するコードで、IBANはヨーロッパの銀行ばかりだそうです。

日本の銀行ならSWIIFTコードを使うようで、例えば楽天銀行のサイトではこんな風に書いてあります。

送金時に必要な情報|海外からの送金受取|海外送金|法人のお客さま|楽天銀行

SWIFTコードは8ケタか11ケタ。

楽天銀行だと「RAKTJPJT」ですね。

私の例では、三菱UFJ銀行のサイトで調べて「BOTKJPJT」を入力しました。

これで大丈夫なんじゃないかと思っていますが、なにぶん銀行に関しては全く詳しくありませんので、「それじゃダメだよ!違ってるよ!」とお感じになった方はぜひご教示ください(–;

もっとも、SWIFTコードが間違っていたり空欄ても、クレジットカードさえ使える状態であれば特に問題はなさそうです。

まとめ:リセールの仕様を理解しておくのは、売る側だけでなく買う側にとっても重要。傾向を掴んで最終販売に活かしましょう!

以上、今回はFIFAワールドカップ2018ロシア大会のチケットについて、最終販売とともに開始された「所有チケットのリセール」の方法やルールなどをお伝えしてまいりました。

リセールで売りに出されたチケットはやがて最終販売の在庫として購入可能になる見込みですが、現状では購入可能券種に反映された様子はありません。

リセールが開始になってから一定数のチケットはリセールになったと思いますので、これからいずれかのタイミングで購入可能試合・券種が増加することも十分あり得るでしょう。

私が以前利用したEURO 2012のリセール(その時は買う側でしたが)はほぼリアルタイムでチケット在庫に反映されていたので、今回はそれとは異なるシステムなのかもしれませんが、今後のチケットの動向を左右する要素ですので、いち早く傾向を掴んでおきたいなと思っています。

…ここまでわかる範囲・試した範囲の中で述べてまいりましたが、正直に申しまして、リセールに関しては私が把握している内容はこれ以上はありません。

私と異なる販売期間に買われたチケットや、個別試合チケットなどに関しては私自身の操作で確認することができないので、推測にとどめざるを得ませんし、ご質問をいただいても明確に答えるすべがありませんので、ご容赦いただければと存じます。

また、間違ってリセールに出したチケットは買い手が付くともう戻ってきませんので、リセールの操作をする際には、この記事は参考程度にとどめ鵜呑みにはせず、どうかご自身の強い意思のもと操作していただきたいと思います。
(私が操作した4月時点では大丈夫でも、仕様が変わっている場合もあるかもしれませんので…。)

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サッカー解剖者・本田

サッカー解剖者・本田

現役時代に全国大会を経験。 Jリーガーとプロの海外選手に指導を受け、「なぜ、日本の選手が上手くならないのか?」に気づき、そのサッカーでの『気づき』を子供たちに教えている。 また、小・中合わせて200人前後のサッカークラブの指導者として、サッカー上達への道しるべとなった経験がある。

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現役時代に全国大会を経験。 Jリーガーとプロの海外選手に指導を受け、「なぜ、日本の選手が上手くならないのか?」に気づき、そのサッカーでの『気づき』を子供たちに教えている。 また、小・中合わせて200人前後のサッカークラブの指導者として、サッカー上達への道しるべとなった経験がある。